再生医療

■メディフュージ

メディフュージ 採取した血液を遠心分離にかけ、血小板とフィブリンを多く含んだ、PRF(Platelet Rich Fibrin)とか、 CGF(Concentrated Growth Factors)と呼ばれるゲル状の層を作り出す遠心分離機です。

再生医療の三要素というと、細胞-cell, 足場-scafford, 増殖因子-growth factorですが、 このCGFは、増殖因子をたくさん含んだ血小板と再生の足場となるフィブリンからできたゲルなので、 インプラント治療はもちろん歯周病の治療などといったいろいろな再生治療への応用が期待できます。

このCGFは採血量も10ccと少なく、遠心分離の回転数と時間の調整で、血液中の凝固因子を刺激し、 添加物無しでゲル化した血小板とフィブリンを取り出す事ができます。 薄く延ばして膜状にする事で、これまで骨再生のバリアー膜として使っていたコラーゲン膜の代わりに使う事もできます。

CGFは自己血由来ですので、コラーゲンのような動物由来の材料の使用を少なくする事ができ、手術の安全性もより高まります。
自分の血液を使うという事で、安全性やコストの面で患者様にも大きなメリットがあります。